描写の端々にジブリの魅力が詰まってる。
そんな安心感を踏まえた上で。
生きるとはなんだろう。
毒性のある夢を抱えて離さないことでしょうか。
飛行機が二郎の夢ではなく、単なる仕事であれば、あんなに美しく、そして性能に長けたものに仕上がらなかったでしょう。
それは時代という力によって色んな形に変わってしまうけれど、どんな結果がそこにあろうとも、夢の実現であったことに変わりはありません。
小さな時から、夢を持てと言われるけれど
そんな曖昧な言葉の本質の一角を見た気がします。
生きねば。
それが無い夢は、夢では無い。