日本の四季がとっても美しく描かれている。絵がきれいできれいで見ていて思わず涙腺がゆるんだ。
そんな色鮮やかな喜怒哀楽のある世界でお爺さんお婆さんと暮らすかぐや姫。
生きることは嬉しいことばかりじゃなくて悲しいことも同じだけある。一瞬でも月に帰りたいと思ってしまったかぐや姫は、感情のない月の世界からのお迎えにより再び月へ戻されることとなる。
別れを惜しむかぐや姫に不気味な微笑みを見せる仏と妙に明るい音楽が恐ろしい。
すごくすごく切なさを感じ、色鮮やかな世界で生きることは人間らしく素敵なことなんだって思ったらボロボロ涙がこぼれた。