かぐや姫の物語の作品情報・感想・評価

「かぐや姫の物語」に投稿された感想・評価

Ma

Maの感想・評価

3.8
3回目。
これ何故か定期的に見たくなるんだよなあ

物語の流れは基本的に竹取物語なんだけどキャラクターやストーリーが所々違うのでほぼオリジナル竹取物語って感じ?

元々平安時代のお話なので当たり前なんだけど、改めて見ると男尊女卑と家父長制が終始ものすごい勢いで攻撃してくるからその点ではずっと嫌な気持ちが止まらない。
翁がかぐや姫の幸せだと信じて勝手に色々話を進めたりするのはもちろんなんですけども、媼。かぐや姫の気持ちを理解して寄り添ってあげてるようでいて実は何もしてないのがすごいそれを表してて嫌だな

ちなみに相模の声やってた高畑淳子めちゃくちゃ良い。似合いすぎてる。出番少ないけどすごい好きだな

あと最後の「天人の音楽」。久石譲天才って言葉に尽きますね。監督に感情のない音楽を作ってほしいと言われて作ったものらしいですが。
正に。明るくて綺麗なのに喜怒哀楽を感じられなくて恐ろしい感じがするからもうあっぱれ。

天人のボスみたいなのが大仏の姿してるのがそう来たか〜と思った。
一度地球へ行った天人が月から地球を眺めて涙を流すシーンと、かぐや姫が地球から月へ帰る時に宇宙だと思われるの空間から地球を振り返るシーン、この頃には地球って概念はなかったはずなのでどう表現するか難しかっただろうけど“惑星地球”で来たか〜と思った(笑)

キャッチコピーの罪と罰の解釈については、3回見たし色んなもの読んだけどやっぱり未だに掴めない。

私高校の頃古文がめっちゃ好きで平安時代のあの文化?光景?をよく想像してたんですけど、今じゃ考えられない生い茂るそこら辺の草花木がすごく尊くて。住めるもんなら住みたいあんな自然豊かな日本に。古文が読みたくなりました切実に。2年くらい読んでないけど読もうかな
湧水

湧水の感想・評価

5.0
仏教において「命」は時間の流れに繋がっているものだという。男のためでも親のためでも子のためでもなく、自分のために自由に生きられる幸せ。極楽は多分あまり楽しくない。最後の姫の涙が綺麗だった。
映画を観てキャッチコピーの答え合わせをすると震える。姫の犯した罪と罰とは。

表情の一つ一つがこんなにも重く、見逃せない映画が今までにあっただろうか、、
アラツ

アラツの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

死を疑似体験できる映画。

たとえ忘れてしまうとしても
精一杯生きたい。
これが負のベクトルになると自殺で救われるという感情になるんだろうな。

表情や試練で人間の矛盾を描き続けてるけど、最初から最後までしっかり残酷にループしている。

『あまりにも残酷な循環』ていうイメージ

月を見上げる表情の細かさも
信念があってすごいけれど、
圧倒的なのはかぐや姫の最期の涙に
共感しない人はいないだろうというところ
過去になにがあったかに左右されず、
どんな形でも共感してしまうと思う。
観ている人すべての過去の鏡になるんじゃないか。

それを観ていて溢れた涙がきっと、
これからどう生きていきたいか丸裸にされて欲望を剥き出しにさせられた瞬間なんだと思う。
めちゃくちゃ面白かった。自我の芽生えから荒野へ遁走する「冬の訪れ」を描くクライマックスは壮絶で全体的な作画パワーも高くお迎えパレードのサウンドも意外な感じで良かった。
姫のクソOLメンタル的に月で異性問題を起こして地球へ送られ、地球でも同じ問題を犯したのではないかなぁ、と思う吉宗であった。
Chad

Chadの感想・評価

3.2
ところどころ良いシーンがありましたが、あまり好みではありませんでした。

AB級(ランク詳細はプロフィールにあります)
Lynco

Lyncoの感想・評価

4.0
まずアニメーションが素晴らしい。
生きるために生まれてきたのだから苦しみも喜びも全部あってよくて、それこそが生きている証であると、押し付けがましくなくさらっと響かせてくれる竹の子、、、
人生に疲れてもう生きることをやめたいなって時にはこれをお勧めしたい。
そしてしっかり帝は気持ち悪い。
宗教(仏教)的な要素がある映画でした。
eriiko

eriikoの感想・評価

3.9
確かにジブリらしいか分からないし、好きかも分からないけれど、とにかく高畑勲監督にしか出来ない信念を感じる。素晴らしい作品。
まめ

まめの感想・評価

4.0
高畑勲監督の作品は全て質の高い作品であることは間違いのになぜかどうしても苦手。
どういう視点でどういう気持ちで見ればいいのか分からない。

けれど同時に、こんなアニメーション映画を作れる人は他にいないでしょうし、もっと評価されるべきとも感じます。
一度は見ておいてほしい作品です。

主題歌が素敵ですね。
ストーリーは竹取物語のそれ。とはいえかぐや姫の女性としての人生にスポットを当てているところが良い映画になっているポイント。
映像も音楽も音声も雰囲気もすばらしい。
2時間超えは少し時間が長いかなと思うが、実際には見飽きることなく観続けてしまう魅力がある。
観ている時間も楽しいし、観終わったあとも思いを巡らせることができるのも楽しい映画の証拠。
竹取物語の話は知っているからと敬遠している人にもおすすめできる傑作映画。
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