映画館で1回、金曜ロードショーで1回の計2回鑑賞。
お話は言わずもがなだけど、こんなに考えさせられる題材だったんだ!と驚き。
パヤオ監督の描く女の子は理想的な強い女の子なんだけど(勿論好きですよ!)高畑監督の女の子はよくいるリアルな女の子で、かの有名なかぐや姫をもリアルな女の子に描いたことで
振り返れば振り返るほどに抱える苦悩がすごく伝わってきます。
登場人物に悪い人はいないんだけど自分以外の人を信じる人もいないから誰も幸せにならないんだろうなとも思いました。
またラスト明らか能天気な月の民はやっぱりゾッとする。特になんの躊躇もなく羽衣着せるシーン。
彼らもまたお迎え=死をなんの悪いこととも疑ってないんだろうな。