水無月右京

世界にひとつのプレイブックの水無月右京のレビュー・感想・評価

3.5
過去の出来事がきっかけとなり、心の傷を負っている男女二人。ひょんなことから彼らは出会い、ぶつかりあいながらダンス大会に向け練習を行い、徐々に距離が縮まっていく・・・というラブストーリー。ただし、序盤は正直見ていて痛々しく、かなり鬱陶しく感じられる展開です。

二人のぶつかりあいは、さながら自己主張の大激突。心の傷が原因だとわかっていても、さすがメリケン自己主張の塊と一人納得していたのですが、衝突を繰り返すことで少しずつ確実に互いの考えが伝わっていくさまを見ていると、エネルギー消耗激しそうだけどこういうアプローチも悪くないと感じましたね。(俺は大声出しませんが苦笑)

最後に二人はダンスコンテストに出場します。10点満点の5点でここまで盛り上がれる映画は、本作くらいのものでしょう。ストーリー後半の盛り上がりは、素直に楽しめました♪