坂本くろみ

世界にひとつのプレイブックの坂本くろみのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

夜中にヘミングウェイの著作の内容に突然キレて、家族を叩き起こしてずっと文句をつけ続ける下りがものすごく生々しかった。
そういう描写とか作中の出来事は納得行くように作られて、よくできてて面白いのだけど、ゴミ袋を被ってるのがどういう意味かとかラストでなぜ二人に関係が生まれるのかとか、自分の感性で理解できない感じの描写もあって、よくわからない所も半々くらいである作品だった。

病状が良い方向に改善しつつあることを思わせるのは良いのだけど、くっつけたりしてそれを形にするというのが果たして良いことなのか、断言されたくはないんだよな…。