OASIS

野蛮なやつら SAVAGESのOASISのレビュー・感想・評価

野蛮なやつら SAVAGES(2012年製作の映画)
3.0
独立して麻薬栽培する二人組の若者。
ある日メキシコの麻薬カルテルから提携を持ちかけられるが、甘い話には裏がある、という話。

ストーリーの類似、二人組の主人公、ジョン・トラボルタが出ている等の事からパルプフィクションを意識したような内容にはなっている。
しかし、会話劇の面白さのようなものは無く、グダグダな長さだけを受け継いでいる。
ベネチオ・デル・トロは凄みがあり、ジョン・トラボルタと並んで二人共画面内に納まるシーンの濃厚さは異常。
しかし、脇役は豪華で申し分は無いのに主人公サイドの語り部である女O(オー)が典型的なバカ女で一切魅力を感じず。
「私は愛されてるから絶対二人は助けに来る!」ってどんだけスイーツ脳なんだと。
おまけにそんな女を助けに行っちゃう二人もおめでたい奴ら。
テイラー・キッチュはわかったが、あのキック・アスのアーロン・ジョンソンがとてつもなくイケメンになっていて全然わからなかった。
色々惜しい映画。
OASIS

OASIS