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キャビンのyokoのレビュー・感想・評価

キャビン(2011年製作の映画)
3.9
何も起こらない最初の3分が一番面白い

定石外しが売りらしいがそこまで予想を裏切られた感がないというか、一番意外なのは処女が他人を犠牲してまで自分が助かろうとするところくらいかな。

愚者が死んだていになって生贄の壁にチェックされたが、生死判定は目視なのか?やっぱ生きてましたで杜撰すぎないか?そもそも人力の掃討部隊で成立するなら仕掛けも?だが

青春しちゃってる僕たちパートのやりとりやフラグの香りは今観るとあまり面白くないが(特に鏡のくだりのラッキースケベ拒否の偽善感はなかなかつらい)、しかし緊張感のない偽レッドジョンがくだをまき続ける研究所パートが最高である。相棒が日本の小学生に悪態をつくのも最高だ!小太りチビと痩せノッポのコンビはやはりいにしえから、エンシェントから続く映画界の素晴らしい黄金比。

てか日本支部はあの貞子みたいなやつだけで処理しようとしてたのか?しかし半魚人の丁寧なわざとらしいくらいの伏線回収はワロタ。
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