Junkilucky

キャビンのJunkiluckyのネタバレレビュー・内容・結末

キャビン(2011年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

大麻が世界を変える。何事も疑え、勘ぐった先に真実は存在する。
「この世は何者かに支配されてるのかもしれない」、みたいな日本で言う昭和的、アメリカで言えばヒッピー的な思想を現代の映画という個人の意思表示の仕方で表した、今までに無かったってわけでもないけど、たまぁーに見るような気がしなくもないような映画。だけど、若者、ホラー、サスペンス、陰謀論の4拍子で攻め立てるところに芸術的狂気を感じた。まさに勘繰りまくるマーティーの頭の中をそのまま映像化したみたいに。終盤に連れて、まだ終わらないで欲しいって思うくらい面白かった。死にかけの男女2人がジョイント回すところがめっちゃ良い。そして、タンブラーみたいなパイプがまじですごい。しかも、スゴイだけじゃなく強いところが1番SUGOCAった。あと、マーティーの顔がどんどんオーウェンウィルソンに見えてくるのは監督による粋な計らいってことにしておいた。
この脚本家たちが手掛ける映画は発想が草っぽくて全部おもしろい。いつか、この2人に全銀河の中で地球にしか生息しない大麻という生命体欲しさに宇宙人たちが地球に対して半端ない侵略作戦を仕掛けてくる映画とか作って欲しいと思った。
みんな全然怖くないって書いてるけど、この話がホラー映画の中でもかなりリアリティに富んだ作品な気がした。
おもしろかった笑
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