生ハム軍曹

キャビンの生ハム軍曹のネタバレレビュー・内容・結末

キャビン(2011年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

世界中のホラー映画には実はこんな裏設定がありました。
彼等は只のおバカさん達では無く、ちゃんと人類の役に立っていたんですというワンアイデアで作られた作品。
ラストの展開が有りか無しかで大きく評価が別れるでしょう、私は無しでした。
人類の存亡を担う世界的な組織のセキュリティの雑さよ。
誰も居ないし鍵もかかってない制御室にあるこれ見よがしな真っ赤で大きな「解放」と書かれたボタン、そりゃあ押したくなりますよねえ、つーか外じゃなくて施設の中に解放されるんかい。
そしてヒロインのメンタル強者ぶりがハンパない。
件の解放ボタンを押す時も「さあ、パーティーの始まりよ」と楽しそうだし、初対面のオッサンを出合い頭に刺し殺しても何とも思ってなさそうだし、ゾンビから救ってくれた恩人君に銃口向けるわで君の方がよっぽどモンスターやぞ。
組織のトップ風に突然現れるシガニー・ウィーバーのネタばらし。
・「生贄は少なくとも5人」
・「淫乱・戦士・学者・愚か者、最後の一人の生死は運命が決める 、『処女』よ」
・ヒロイン「わたし?違うわ」
・「処女に近いでしょ」
雑過ぎるぅ!

序盤に思わせ振りに出て来たガソリンスタンドの不気味なおっちゃんは何だったんだ。
生ハム軍曹

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