バニラ

愛、アムールのバニラのネタバレレビュー・内容・結末

愛、アムール(2012年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

認知症を患い介護が必要になってしまった妻アンヌを献身的に介護する夫ジョルジュ、老夫婦の最期の愛の日々を描く。
夫妻が深い愛情と共に連れ添ってきたのがわかるだけに病がツラかった。
2人のやり取りは日常のそれ、壮絶すぎてドキュメンタリーみたいでした。
年老いての病となると病院よりも自宅で過ごしたい、大切な時をと誰しもがそうだと思う。
介護はキツい、何が大変かって精神的にキツかった。
ネタバレ。

「終わりにしたい」最期の選択は悲しすぎる、理解できるし共感もあった。
消防突入の衝撃な冒頭シーンを見返す事になるとは。
2人で部屋を後にするラストの解釈ほ、「愛」の形に決まりは無いとミヒャエルハネケの問いかけだろうか。
パルムドール、究極の愛アムールだった。
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