いぬかい

プラチナデータのいぬかいのレビュー・感想・評価

プラチナデータ(2013年製作の映画)
4.7
劇場で見て、アマプラで再見したが、色褪せない映像美と練り込まれたストーリーが最高だった。邦画の中でも、屈指の名作と言っても過言ではない。二重人格という難役をこなした二宮和也の演技はピカイチ。豊川悦司はクールでカッコいい。他、豪華俳優陣が出演しており、非常に見応えがある。
システムの製作者が犯罪者の濡れ衣を着せられ、逃亡を図る。彼の協力者が殺害されるという点で、映画「AI崩壊」と酷似している。
DNAで犯罪者を割り出すことができるシステムというのは、非常に画期的だと思ったが、一部の政治家や権力者に悪用される危険性もあるということがわかった。「真のプラチナデータ」のような完璧なシステムは果たしてこの世界に必要なのだろうか?


2022年 17本目
いぬかい

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