外面

プラチナデータの外面のネタバレレビュー・内容・結末

プラチナデータ(2013年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

親の趣味で見たけど
あんまり面白くなかった。

二宮くんジャニーズにしては演技上手いよね。二重人格の入れ替わりの時がスムーズでわかりやすく綺麗だった印象。けど、そんなみんなが絶賛するほどでもない。神楽の時の演技は役柄もあって難しいとは思うけど、特に最初の方のシーンは演技!!って感じが全面に出てて、話してる感じより文字を朗読している感じが出てたなあ。勿体ない。クランクインのとこの演技かな凄い朗読って感じ。


まあビジュアルでカバーしてたけどね。
眼鏡似合いすぎで焦るわ爆イケ。
プラチナデータっていう所あんまり興味なかったけどやはりイケメンの極みだった。
逃走中眼鏡外すシーンとか胸元もあきすぎで、色気のネジ外れとったよあれは。
あと鏡の中のりゅうのビジュアル。
二宮和也青似合うよねブルベかな青みピンクぽい唇が死ぬほど合ってる。
パソコンのシーンとか指綺麗すぎた。
背の高い役者に囲まれて低身長が目立ってたって人もいたけど、そこに関しては天才科学者としての抜け感とかりゅうのおとなしさとか出すのに成功してるからむしろプラス要因な気がするけどね。高身長だと逆に完璧すぎて微妙だなって思う。

水原希子美しかったわ。
あんな髪型であのあざつけてたら一般人だったらハロウィンみたいになるのに顔面の大勝利により天使となってた。
死体と回想シーンと写真で、現実に生きてるシーンはないのに圧倒的存在感。綺麗。
最初に出てきた死体のシーンも綺麗すぎだわ死んでも美。
普通の他撮り写真なのに雑誌の表紙みたいな完成度で流石だなって感じ。
りゅうとの雨のシーンとか服も可愛いし足は細いしすごいなあ神だわ。
2人の最後のラストシーンが映画内で一番綺麗な映像だった。水原希子の可愛い服から二宮くんのあの優しい微笑みと水原希子の横顔の綺麗さと鼻とおでこくっつけたり
キスする直前で終わる感じああすき。すきすぎる。


役者が綺麗すぎてもうこんな書いちゃった。
内容について。

内容は全く知らないままみたから、最初の方にあんな高圧的なナルシスト系な二宮くんが逃げる展開なのめちゃすきだった。
展開は好きだった。

あまりにも逃走シーンが多すぎた。
中だるみも中だるみ。
監督の好みかな?特に面白いことが起こる訳でもない普通のよくある逃走シーンを平坦に見せつけられるの苦痛だった。
2回目のバイクと車の逃走シーン中になんか音楽かけてたけどあれも邪魔。緊縛した感じ出したいシーンなのに音楽でなんかドライブ感がでちゃうっていうか。要らない。

てかまず始まりの人物名出す時に鈴木保奈美さんの名前すぐ出てきたからあれ?こいつ犯人?ってすぐ思ったわ笑 まあこれはしょうがないかもだけど。殺しの理由もえっそれだけ?って感じ。肋骨1本とかちょっとサイコっぽいのに狂いきれてない。もっと振り切った狂人だった方が綺麗な顔とのギャップで面白かったかなって感じ。

ラストとかも??って感じ。
まずそんな追ってたモービルも結局よくありがちなオチで引っ張りすぎのイメージがあるし、最後神楽が言ってた「DNAじゃなくて未来を切り開くのは自分の意思」ってのが伝えたいことなんだろうとは思うけど、なんか微妙に本編の進み方とズレてるラストというか。あんなに逃走シーンとか犯人を見つけることを主として、結局伝えたいことはそれなの?って感じ。上手く言えないけど。まあ盛り上げといて特に感動もなく普通に終わっちゃったな。

近未来型のセットとかは雰囲気でてて良かった。美術さん頑張ったね。

水上さんの死ぬ前言ってた遺伝子の話はまあわかるっちゃ分かる。りゅうの言ってることもわかるっちゃ分かる。けど総じてラストの微妙な、未来を切り開くのは自分の意思、ってのの布石な感じがぷんぷんしてんーって感じ。杏の使い方も雑過ぎだし。アメリカ関係あった?話も時間も広げれば広げるほど本質がぼやけるから伝えづらくなるよね。


多重人格とは自分とは何者かという自意識が揺らぐ病気。
DNAは関係ないけど親とか環境とかは人格形成に死ぬ程関わってると思う。
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