このレビューはネタバレを含みます
ウソみたいに素晴らしい話。
南アフリカでストーンズよりドアーズより有名な男
アメリカで全く売れなくてレコード契約もソッコー切られ、肉体労働の仕事をしていたロドリゲス。
しかしレコードがたまたま海を渡り、その社会的なメッセージを含んだ歌詞がアパルトヘイト真っ只中の南アフリカの若者の耳に届き、口コミからテープダビングなどで広まり、気づけば海賊盤が100万枚の大ヒット。
70年代当時の南アフリカでは、レコードのジャケットとクレジット以外に彼の情報が何もなく、この歌を歌ってる奴は一体誰なんだーと話題になったが、拳銃自殺したという噂もあり…全てが謎に包まれていた。
90年代に入り、ファンがロドリゲスの素性を調べるべくネットサイトを立ち上げる
そして彼の娘とコンタクトが取れ、彼はまだデトロイトで肉体労働をしながら生きているという話を聞く…
前半40分は正直退屈な部分も多かったが、後半40分は物凄い楽しかった。
良い映画