このレビューはネタバレを含みます
「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」
アートコレクター夫妻のドキュメンタリー続編。
前作のハイライトも入り 理解しやすいです。
ナショナルギャラリーから溢れるコレクション達を
50の美術館に50作品ずつ寄贈する
凄いブロジェクトを追う今作。
ハーブの車椅子を押すドロシーは精力的に
全米の美術館を巡り 打ち合わせを。
「美術館を存続させる資金不足の中
夫妻の寄贈に助けられた」と云う
モンクレア美術館長の言葉に重みを感じます。
アーティスト達の座談会も 興味深く鑑賞。
2012年にハーブが他界し コレクションは終了。
部屋の壁に飾られた作品群も全て寄贈し
シンプルライフをこれからは楽しむと ドロシー。
ただ一つだけ飾られた ハーブの作品に
夫婦の深い深い愛情を感じました。
出逢えて 観れて良かった作品です。