かつを(@katsuwow)

恋する輪廻 オーム・シャンティ・オームのかつを(@katsuwow)のレビュー・感想・評価

4.0
@キネカ大森。
30年前脇役一筋の両親の元に生まれたオームはトップ女優のシャンティに憧れていたがあるアクシデントで彼女と友情が芽生え近づくのだが・・・。
30年前のエピソードが、売れない脇役時代のものなんだけど楽しくて生き生きしているのが素敵で、オームとオームの親友とのやりとり「お金は無くても心が満たされている」感に涙・・・。この前半のエピソードの数々が後半に生きてきて、輪廻というツールに生かして上手いなぁと感心してしまった。
後半の大詰めのシーンでは「あれ、これってもしかしてオペラ座の怪人っぽくない?」っていうマスカレードの場面があって、ボリウッドのあの人海戦術でそれを見せるから非常に豪華。そしてちょっぴり怖い。
ボリウッドらしく3時間の大作で歌って踊って恋も涙もてんこ盛りの楽しさだった!