sumako

地獄でなぜ悪いのsumakoのネタバレレビュー・内容・結末

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

やっとこさ観れた。なんか蒲田行進曲観た時の感情と似てる。これはコメディなんか...面白かったからコメディか。でも、心痛いところあったり、たくさんのものが詰まってる感じがして切なかった。
園さんの映画は演劇みたいでやっぱり好き。

映画を撮りたい撮りたいと言うばかりで1本も最後まで作らず10年経って大人になって。とりつかれて、とりつかれて、カメラマンの2人は映画に呑み込まれて死んだ。
平田(長谷川博己)は撮りたいものを撮れて完成させる前に満足してしまった。

押さえつける警察は映画を面白く無くす検閲官なんかな。

映画は死んだ。
この世で一番醜い集団行動は戦争、この世で一番美しい集団行動は映画創り。って言葉を思い出した。

この映画は完成しないのが正しいラストなのかな。
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