らんでぃ

ハナ 奇跡の46日間のらんでぃのネタバレレビュー・内容・結末

ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1991年、卓球世界選手権で韓国と北朝鮮による南北統一チームが結成される話。
超王道のスポコン映画。ただし他作品と一線を画しているのは実話をもとにした北朝鮮と韓国の話ってところ。かなり脚色はあるだろうけど実際にこんなことがあったんだと考えると感動だけではなく何とも言えない歯痒い気持ちにもなる。南北統一って流石にピンと来ないし当人達にどんな想いがあるのかはわからないけど、なんて残酷な現実。遠距離とかそういう問題じゃないもんね。むしろ近いのに…。もし今でもお互いに会いたがっているとしたら是非その願いが叶ってほしいものです。とまぁ現実の話は一旦置いておいて、この映画、そういう背景もあってか思いっきり泣かせにくるね。泣かせポイントが多い。俺の心がもう少し綺麗だったらきっとボロ泣きしてたでしょうに。抑えるところをしっかりと抑えている。言い方を変えればかなりあざとい内容なんだけどね。展開も予想通りだし。でもいいと思うよ。綺麗事でもいいじゃん。綺麗事好きだよ。最後の「姉さん」呼びはズルい。観る時は綺麗な心を持って観ましょう。北朝鮮のプニを演じるペ・ドゥナが凄く魅力的だったなー。
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