水

リンカーンの水のレビュー・感想・評価

リンカーン(2012年製作の映画)
4.3
"19世紀最大の法案が、アメリカで最も純粋な男が仕掛けた工作によって可決された"

4年間に渡る南北戦争末期、奴隷制度を撤廃するため憲法第13条の修正案を可決させるためのリンカーンの戦いの話。

まず、リンカーンの知識は
あの有名な演説と顔写真のみ。
だけど分かる、ダニエル・デイ=ルイス、リンカーンそのもの。

物腰柔らかで、時に場の空気を和ませるような例え話をし、時に勢いよく皆に活を入れる。平等であること、民主主義に対して誰よりも純粋な人。
リンカーンの魅力が止まらない。

今やらないといけないんだ!
この法案が可決されることで、今奴隷の数百万人だけじゃなくこの後生まれる何人もの人が救われる!

こう語るときのリンカーンに鳥肌立つほどの情熱を感じ、
演説のリンカーンから、泣きたくなるような慈愛を感じた。本当に良き。

トミー・リー・ジョーンズ演じるスティーヴンスの決断も感動したな。
可決されたあとの奥さんへのセリフ。
奥さんが法案読み上げるときの
トミー・リー・ジョーンズの表情
最高。

暗殺されるの知らなかったので
最後は衝撃でした、、、。
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