ダニエル・デイ=ルイスの作品にはこれまで深く触れてこなかったが、今作『リンカーン』を観て、彼がアカデミー賞主演男優賞を史上最多タイで受賞している理由がほんの数秒で理解できた。
言葉数は決して多くない…
南北戦争の実際の戦場とは異なる「政界での戦場」を見せてくれる。北部でも奴隷解放に対しての疑問、南部の軍事力で圧倒される北部軍、息子の出征など大統領としての一面だけでなく、リンカーン個人としての心情が…
>>続きを読むリンカーンという人物を知る、お勉強じゃないけどそんな心構えで鑑賞。
歴史的な決断とも言える奴隷解放宣言。
その裏側を余すことなく魅せてくれた。
作りとしては地味でスピルバーグ映画とは
思えないほど説…
【もうかつてのアメリカなんて戻ってこない!🤪💸】
監督スピルバーグの決死の呼びかけも残念ながら第二次トランプ政権の誕生でにより完全にぶちのめされたと思うのだが、要するにかつてのジョン・フォードの法…
個人的にスピルバーグ作品でベスト。
リンカーンの、背が高く手足が細いという容姿の不気味さ。口調は優しいが、心の奥では何を考えているのかよくわからない感じが被写体としての不気味さと合わさって、後半でつ…
肖像画すらまともに注視した覚えはないのに、どう見たってリンカーンとしか思えない。知性とユーモアと優しさと不器用さと頑なさ、そりゃあ人気になるよ。
議会劇(そんな言葉があるのかも分からない)という非常…
豪華すぎる製作陣&取り組むテーマの巨大さに対して、あまり顧みられていないと感じる作品。もちろんいい映画です。
南北戦争の発端の一つである、黒人差別問題について、生々しすぎる当時のアメリカ民の本音を…