OASIS

リンカーンのOASISのレビュー・感想・評価

リンカーン(2012年製作の映画)
2.5
ダニエル・デイ=ルイスの「じゃあいつやるの?今でしょ!」が聞けるのはこの映画だけ。
リンカーンの代名詞とも言えるゲティスバーグ演説や暗殺事件という2大巨頭をあえて外して、スピルバーグが「こんなこともしていたんだよ」と彼の事をもっと知ってもらいたいという経緯を込めた映画であると思う。
だから、リンカーンに特別思い入れが無い日本人にとっては特別関心をそそるような内容でもないし、それを知ったからといってどうこうなるものでもない。
そもそも米国の人達すら知らないような事を教えてもらった所で日本人としては「はぁ、そうですか・・・。」となってしまう。
例え話が多く、なかなか的を得ない事ばかりを言って煙に巻いているフシも強い。
劇中のほとんどが票集めに奔走しているのを描いているので、彼の伝記を期待した人には退屈。
あくまでもこういう1ページがあったんだよ、というスタンス。
ダニエル・デイ=ルイスは本当にそっくりだったよ。
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