ワイスピの影でこんなぱっとしない作品に出てたなんて知らなかった…ポール・ウォーカーがデコッパチ岡田准一に似てると再認識させられる映画です。
すごい！“全編車載カメラ映像”という点に、レビュー見るまで気付かなかった（バカ）。なんか映像が窮屈だったのと、不自然なまでに車から降りたがらない点（まるで車から離れると爆発するブレスレット型の爆弾をはめられたかのようだ（どこかで聞いたような設定ですね）が実際そんな設定は全くないのに、だ）に違和感を覚えたのはそのせいか。
ワイスピシリーズのファンなら、ポールがミニバンに乗った時点でニヤッてなるだろう。
冒頭でさり気なく右ハン・左側通行をディスってるのとかジェレミー・クラークソンがブチ切れそうだ。
そして映画の内容はといえば…「全編車載カメラ！！」と言いたいがためだけに作られた薄っぺらい映画、と言ってしまうと図星っぽくてあんまりだが、車載云々はあくまで副次的なものと考えればシンプルでそれほど悪い出来でもないと思う。ただ撮影手法とストーリーが良いシナジー効果を生み出さなかっただけだ。ようするに駄目じゃんそれ。
