よ

図書館戦争のよのネタバレレビュー・内容・結末

図書館戦争(2013年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

※自分用メモ ※好みの問題


良化委員vs図書隊がそれぞれ法(?)を行使して戦っているのは、法の元でお互い武力行使が許されているということ?
良化委員会は政府側なら、図書隊は反政府群ということで逮捕されたりはしないの?そもそも良化委員会は国民がいる図書館で火炎放射器で攻撃したけどそれは許されてるの?政治が機能してない世界?
号外が出て国民が嬉々として拡散してた部分に違和感。そこにメディア規制はなかったのか?こんな世界なら逮捕されるんじゃない?なんとなくハッピーエンドっぽい雰囲気。あっさり終わりすぎでは?
現実離れしている世界であり、じっくり見ていなかったので、深い設定が理解出来なかった。
題材としては興味深かったが現実離れしすぎており、更に少女漫画みたいな恋愛要素が入ってくるので緊迫感や緊張感が伝わってこない。
結局なにが伝えたかったの?

誰にも感情移入出来なくて物語に入り込めなかった。福士蒼汰が主人公に対して苛つく所や、その上で寄り添おうとする姿勢には同意できたが、そこに恋人になるという選択肢が入ってくるのが本当に謎。更に最後の「変な女」ニヤッ😏で台無し。出てくる男女が全て恋愛ベースで描かれていたのがとてもとても残念。

知らない年上の人間や、職場の上司に頭ポンポンされるのは相手が誰であろうと個人的に絶対絶対絶対嫌。
まあ頭ポンポンだけで、黙ってキスする場面とかがなかったのは不幸中の幸い…

なぜ榮倉奈々だけ(女だけ?)が半ズボンなのか?戦闘訓練をしていて危険を伴う仕事のはず。怪我するだろうなとしか考えられなかった。


「正論は正しい。正論を武器にするのは正しくない」良い台詞。
アクションはかっこよかった。
善と悪の対比が分かりやすく、ストーリー展開も頭に入ってきやすかった。
「猪突猛進で正義感の強い主人公」、「優等生の同期」、「冷静沈着に見えて元々主人公と同じような過去を持つ鬼教官」その三角関係というわかりやすい関係性。
癖がなくて私には物足りない。


もう10年前の映画なので、今見たら違和感があるのは無理ないと思うし、逆に言えば世の中のスタンダードな表現が10年で少しずつ変わっているんだろうと思う。
今の野木さんが脚本書いたら全然違った映画になると思う。

映画よりも本で読んだ方が好きになれるかもしれない。恋愛描写が苦手すぎてあんまりよく見れなかったので本で理解しようと思う。
よ