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旅立ちの島唄 ~十五の春~のNoMovieNoLifeのレビュー・感想・評価

4.0
義務教育終了時点で人生の決断を迫られる子ども達。離島ならではの物語ですねぇ。。。
色々思いはあるけれど、子供は親を、親は子供を思う気持ちは永遠なのだなと強く思わせてくれました!

家族や生活や歴史や文化が継承されてこその豊かさ....。
大竹しのぶ演じる母親の身勝手さと、それを認めてしまう小林薫に夫婦の形は夫婦の数だけあるのだと思いました。
主演の【三吉彩花】は撮影時15歳だったそうですが、初主演作にしてほぼ全編出ずっぱり。
しかもこうした特殊な環境の家族設定で、いろいろ難しい面もあったと思うけれど、【優奈】という少女をまっすぐに演じきっていると思う。

家族は離れていても家族なのか?
それとも物理的な距離はたとえ家族でも心の距離を生んでしまうのか?
つくづくそんなことを考えさせられました。

まぁ人それぞれ思う事はあると思いますが固っ苦しいことは抜きにして気持ちは和むし、本当に良い映画だと思いました★
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