夢野猫

ハッシュパピー バスタブ島の少女の夢野猫のレビュー・感想・評価

3.0
【GWはGirl Week】その2

パケ写が『美女と野獣』ならぬ『少女と野獣』みたいな感じの上に、邦題が邦題なのでファミリー向けのファンタジーかと思いきや、何とも難解なシリアスヒューマン作品でした(笑)

バスタブと呼ばれる、温暖化により海に沈んでしまう島で暮らす、所謂貧困層の人達の姿を、少女の視線で描いた映画。

重く暗い内容ながら、時にコミカルに時にファンタジックに展開しているので、割に軽い感じで観られました。

ただ、内容が理解出来たとは言えません。
それだけ色々と奥が深い(笑)

主役父娘を演じたのは、オーディションで選ばれた無名の素人だそうですが、無茶苦茶上手い。
特に娘、ハッシュパピー役のクワベンジャネ・ウォレスが最強(笑)
どうやら、あの『アニー』の現代版リメイクでアニーを演じているらしいので、観てみようかなぁ。パスしてたんだけど(笑)
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