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劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇のkensyoのレビュー・感想・評価

劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇(2013年製作の映画)
1.1
ファティマの予言、ソロモンの鍵、と使い古されたガジェットで話がインフレ的に膨らんでいくのに中身はどんどん薄まって行く完結編(の前編)。
このあたりからは「もう最後まで見てないって言う気持ちを無くすため」の義務感で見てた。

ザ・カタカナって言い方で「ザ・ジャッジメントデイ」とか言ってオープニング飾るのやめてほしい…「審判の日」じゃダメなのかな…。
TVドラマ冒頭でシュレディンガーの猫がどうのって言ってた(量子論を参照してた)のに今更敵が「ラプラスの悪魔」(ニュートン力学)なはどうなの…論理的後退では…

せっかく前回までで、一(ニノマエ)編終わらせたんだから素直に白コンビとの対決だったらまだ見やすかったけど、ずっと影でコソコソ「アイツら(人類)うぜーなー」って言ってるだけで、もはや中身は無いに等しい。
キャラ付けのためだと思うけど、大島優子のしゃっくり連発が音としてとても不快だった。。。

中身がなさすぎる、回想も過剰に挟み込まれ、その上でここのシーンも長すぎる…1/5でもいい…。
しかも「このラストで感動してくださいねー」って言われてもちょっと無理だった……。
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