映録助

そして父になるの映録助のレビュー・感想・評価

そして父になる(2013年製作の映画)
1.8
2014/8/2: WOWOW
公開前に監督がラジオで撮りたいテーマについて喋っていたのを聞いて見る気になったんだけれど、まったくそういうテーマにたどり着くことはなくて、ひとりの男が父親の自覚をやっと持つに至る成長物語に落ち着かせてしまったという残念な映画。
そう。この監督はいつもそうだ。起承転結でいうなら、起はとてもいい雰囲気で進み時に承も期待させる。でもそこで膨らんだ期待を超える感動を得ることはない。投げられたボールは天高く放られるのに、思ったところの半分も飛んだ試しがない。
なのに、この監督の評価が高いのか不思議でならない。
この作品と同じテーマを扱った「最愛の子」を見てみればわかる。その差は歴然としている。
この監督は評価が水増しされていると言わざるをえない。