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そして父になるのaのネタバレレビュー・内容・結末

そして父になる(2013年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます


【おおまかなストーリー】今まで社会人としてはエリートだったが、父親としては出来損ないだった野々宮良多(福山雅治)が、子供の取り違えをされて斎木家の琉晴(黄升炫)と今まで育ててきた慶多(二宮慶多)を交換して育て始めた時に自分がどうやって子供と向き合って行けばいいかを学び、慶多の大切さに気づき終盤では慶多を迎えに行く。

良多はそれまでずっと、「自分は仕事で忙しいから子供と向き合わない。でもやる気のない子供を叱ったりはする」というスタンスで子育てをしてきた。自分の家はそういう家だからそれでいい、世の中にはいろんな家庭があると思っていたが、斎木家と出会って「子供と長く一緒にいる」ことが大事なのだと気付かされる。
慶多は斎木家でも嫌だとは言わなかったが、琉晴は斎木家に帰りたがったことで、良多はそれに気付かされる。

良多が子供と向き合うことに気づき琉晴と銃で撃ち合いをして楽しんでいるシーンは涙が溢れた。
良多は子供の取り違えをしてなかったらその大切なことに気づかずに生きていたのだろう。
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