ヤックル

黒執事のヤックルのレビュー・感想・評価

黒執事(2013年製作の映画)
2.0
人気コミックの映画化。色々設定は変わってるらしいが、原作読んでないからどう違うのかはよく知らない。
でもそんな原作の違いがどうとか関係なしにこの映画、作品としてつまんなかった。
個人的に感じたのは、この映画、何で引っ張っていくかを完全に間違えてしまってる気がする。

どうもこの映画はストーリーで引っ張っていこうと言う雰囲気を受けるんだが、そのストーリーがビックリするくらいつまんない。
と言うか話の中核が穴だらけだから、話が面白くなるはずがない。

作風としてはシリアルなダーク路線なんだけど、レイティングの関係からか血とか全く出なくてさ、グロさも何もないんだよね。
さっきも言ったけど話そのものが穴だらけでつまんないから、その路線が滑稽さに拍車をかけてしまってる印象を受けました。

逆にキャラクターの方は魅力的な物が揃ってたと思うんだよねぇ。
水嶋ヒロも剛力彩芽も良かったと思うよ。
シナリオはそこそこにしてキャラクター同士のやり取りを全面に押し出した方が良かったんじゃないかと思いました。
まあ完全に失敗作だと思いますね、はい。
ヤックル

ヤックル