鰹よろし

エイリアン・イン・キューブの鰹よろしのレビュー・感想・評価

1.0
 どこぞやの星または船にあるどこぞやの研究施設から救助要請を受けたどこぞやの通信基地の司令官は施設の閉鎖隔離を決定。取り残された所員と警備に当たっていた傭兵たちは孤立無援の状態に。彼らは人間が変異した怪物に追われながら、施設内のあらゆる場所を上下左右這いずり回りながら脱出を試みる...

 「バイオハザードX」(2007) のような、SFとアクマ系ホラーを融合させた世界観なのだろう。

 閉鎖空間からの脱出を掲げ、謎の少女...研究員...傭兵...ゾンビ...ナニカ、が入り乱れ行われる殺し合いという名の生存競争。パンデミックによる内傷と血みどろの戦いによる外傷とで肉体的な生と死を描き出し、人間という存在をカタチ作っていく。

 この物理的物質的な人間という1つの定義を受け明かされる研究所で行われていた実験の真相は、宗教的精神的な内なる世界からまた1つ人間を定義しようとする試みの様にも思え・・・・・・・・・う~ん。

 人間を肉体的(科学的)に精神的(宗教的)にアプローチしていったい何を見つめるべきだったのだろうか???

 人間と悪魔とでどちらが・・・、悪魔を見つけ出し目覚めさせたのは・・・、そもそも悪魔を創り出したのは・・・???


「エイリアン」シリーズ...「バイオハザード」(2002)...「DOOM」(2005)...「バイオハザードX」(2007)...「エリア52」(2012)...「インフィニ」(2015)...「ザ・エクスペリメンター」(2017)...
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