MoriyanoDwarf

地球、最後の男のMoriyanoDwarfのレビュー・感想・評価

地球、最後の男(2011年製作の映画)
2.7
人との繋がりを断たれた人間は、その果てに何を見るのか?

広大な宇宙で、急にボッチになった1人の男。
時が経つにつれて、崩壊していく現実と空想の狭間。

たとえ、傷つけ合うとしても、自分を変えてしまうとしても、人は誰かに触れていたいのかもしれない…。

強制的に行われた究極の引きこもり(笑)

とにもかくにも、尖ったセンスをお持ちで…。
正直、全部は理解しきれんかったなぁ。
前半は孤独サバイバルで通らなくはないが、後半はもうクセの強すぎるSFホラゲーみたいやった。
主演俳優がひたすらに宇宙で生活する映像に耐えられるか否か、まずそれを越えないと無理だね~。

肉体を捨てた電子化の残滓か、はたまた、未知の存在との接触による結果か、もしくは、絶滅か…。
考えては繋ごうとして、また思い直す。
知恵の輪をやってる気分になる。
まぁ、それも一つの楽しみ方かも。

感覚的に訴えかけるような音楽と映像の組み合わせはキレイだった。
ほんの、ほんの少しだけエヴァっぽい?…かも(笑)
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