映画開始一秒でもう安い
カメラはずっと微妙に揺れてるし、遠景を見せてくれないので風景がよくわからない
不要な描写を長々映したり、無駄にスローを使ったりと露骨に尺を稼いでくる
セリフはやけに説明的でその上同じような会話を繰り返す
当然肝心のサメもあまり映らず、捕食シーンもあっさり
演技も下手だしテンポがのろすぎるから緊迫感がない
銃撃やダイナマイトの爆撃もちゃんと映してくれないのでよく分からない
あとオープニングとエンディングのが長すぎる
オープニングもなかなか長かったけどエンディングは激遅スクロールによる伝説的なレベルの尺稼ぎがなされてる
それでもすごくベタな話が展開されるのでなんというかひたすら安いだけですんごい普通のサメ映画なんですよね
なので全く面白くないんですが面白くなさすぎて面白くないことを責めるよりも前にサメ映画としてギリギリ体裁を保ててることを褒めたくなっちゃう
ストーリーも水底に絵画を落としたという理由で湖に向かう動機づけができてたし、サメを映せない分、陸上での人間同士の争いの火種として機能してたので良かったと思う
