最強のアホたちと最恐(?)のサメ。なぜこんな映画を作ったのかはわからないが、プロが製作した映画だとは思いたくない。79分もの尺が必要だったのかも意味不明。
Filmarks相互フォローのあーさんのレビューとFilmarks平均レビューの低さ、たくさんの人たちの散々なレビュー評価が逆に気になり観てしまいました。
まず最初にメガロドンの説明から入ります。超巨大サメのことですね。
劇中でも「あれはきっとメガロドンだ」ってセリフも入ります。
私は思いました。
「あれはメガロドンじゃねーだろ」
水族館で見たことある程度のサメの大きさです。
もはやどこから突っ込んでいいのか。
CGの粗さは低予算と考えて大目に見たとしても、どこもかしこも粗い。
救いようがないぐらい酷い。
臨場感がない。まったく恐怖感が湧きません。
仮にメガロドンだとしましょう。
水面が全く動きません。
そんなに気配消せますか?とんでもない巨大サメなわけです。波風立たないのはおかしい。
場面変わって「それさっきも聞いたよね?」的なセリフの応酬も凄い。
あと悪役たちの仲間が殺されたときの他人事のような会話。
「あと一歩だったのに悔しいな」
じゃねーだろ。
ムキムキマッチョの最期…
もしかしたらここまで酷い映画を観たのは初めてかもしれません。
調べてみるとFilmarksに記録されてるだけでも、このブレット・ケリーという監督は本作を入れて4本も作品があります。
しかもどれも評価が1点台。
これはこれでカルト的な人気を誇ってたりするんでしょうか。
エンドロールは10分ぐらいあります。
スローモーションの無駄な多用も目立ちました。
この辺を削れば30分ぐらいでまとめられたんじゃないでしょうか。
私は『恋するナポリタン』という映画にスコア1.5をつけてしまいました。
本作を観ると「恋ナポ」にすら、3.0点ぐらいあげてもいいんじゃなかろうかと思うレベルでした。
是非とも友人と突っ込みながら鑑賞したいものですね。
※2020年自宅鑑賞281本目