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Disney's クリスマス・キャロルのgonzaのレビュー・感想・評価

4.0
始めに言っときますけど、実はディズニー大ッ嫌い人間なんです。(笑)
そんな人間がどーして観に行ったのかというと、
『クリスマスキャロル』だったから、と言わざるを得ない。(笑)

ずーっと前から「名作だから絶対観た方がいい!」と言われてて、
ふと上映スケジュール見たらやってたんで、じゃあコレで観てみようかと。
3Dやったしね。
もう去年の話やけど。

あらすじ
会社経営者のスクルージは仕事の事しか考えず、
人の為に何かをしようという『おもいやり』を持たないまま、年老いてしまった。
そんな中、同僚の幽霊に遭遇し、過去・現在・未来の精霊を通じて自分の姿を顧みる時空の旅に出る。

で感想。
いや、ディズニー関係無くフラットな気持ちで観たのが功を奏したのか、素直に感動しやした♪

う~ん・・・こりゃ『真理』だわ。
『他人に施す喜びに目覚める事こそ真の幸福なのだ』っていうテーマが痛いくらい伝わってきて、
「あ~・・・オレもこのスクルージのじいさんと五十歩百歩だな~;」って凹んだもんな。(苦笑)

自分でもわかんねーんだけど、スクルージの若い頃のシーンで、
嫁との出会い、恋、そしてお互いの気持ちのすれ違い別れるシーンを観て、
不覚にも泣いてしまった。(苦笑)
なんつーか、お互いがお互いの事を考えて、
すれ違って嫁が出て行くシーンになんかグッときたなぁ。

アニメーションも悔しいけど流石一流ドコロ!
オープニングの街の空撮風景は鳥が如く、空を飛んでる疑似体験が出来たし、
幽霊や精霊の透明感とか「どないしてるねん!?」って思うくらい美麗だった!

たま~にアニメ観ると本当にノックアウトされる。(笑)

原作の素晴らしさにプラスアルファされた世界観に脱帽せざるを得ないッス。

いや、想像以上に素晴らしい新生『クリスマスキャロル』でした♪
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