ろく

ラブ&ソウルのろくのレビュー・感想・評価

ラブ&ソウル(2012年製作の映画)
3.8
ジョウジョウらしいハートフル喜劇。好きか嫌いかと言われれば大好きなんだよ。もうとってもよくできているの。

いや話はべったべたなんだ。韓国ロケを行うAVクルーにアイドルになりたいという女子がかかわるっていうただそれだけの話。AV女優役(ま、実際AV女優だけど)に辰巳ゆい。海外のイモっぽい女子役にョ・ミンジュン(誰だ?)。

でも辰巳とミンジュンが歌いながら街を闊歩するシーンはほんとにいいし、最後の展開も元気でるね。ああ、これは僕が好きなジョウジョウですよ。

不満と言えば最後の格闘シーンくらい。これは流石にないわ。まあそこまでジョウジョウも求めてないし、僕も求めてないんでいいんだけどさ。チャリエンみたいな感じでやってくれたらふわっとなったのに。

ジョウジョウの映画はピンクなのにピンクがいらいらしないのも特徴だよね。っていうかピンクシーンいらなくない(それでは存在意義が……)。正直「愛の渦」なんかのほうがよっぽどピンク映画だよ。これぐらいの脱ぎならもう少し美人の女優さんにやってもらえるんじゃないかな(辰巳ゆいに失礼)。でもジョウジョウに予算をあげたらそれはジョウジョウじゃない気がする。低予算、三日撮り、そしてハートフル、その良さこそジョウジョウなんだよ。

メガネとったら美人という設定。いやそれはそれほどでもなかったんで苦笑。
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