ルビー婆さん

キラー・スナイパーのルビー婆さんのネタバレレビュー・内容・結末

キラー・スナイパー(2011年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

物騒な話なのに壊れていてちょっとおかしいところもある。ブラック・コメディになるのか。面白かったというと人格を疑われそうだけど。これは映画だ。

ずれた感覚の家族と殺し屋ジョー。飼い犬がなぜか飼い主たちには異様に吠えたてるとか、はじめから半裸で出てくる継母の登場とか、最初から壊れてる感がいい。
ジョーを演ずるマシュー・マコノヒーのクール、狂気、変態の演技がラストのあたりで炸裂。ラストの表情がそれまでの顔と一変する。

原題は『キラー・ジョー』なのに、邦題がなぜ、『キラー・スナイパー』なんだ。それもなんかやけにおかしい。狙ったのかな。