このレビューはネタバレを含みます
繊細な感情。
辛そうな気持ちがよく伝わる演技。
自分にはどうしようもないことで悩みながら生き続けるのはしんどいだろう。
どうしても人に話せないことがある2人。
他人に話せない部分があるから、多くの人の誤解を招く。
文の詩集を朗読しているシーンから水に浮かび泣いている姿、最後に更紗に隠してたことを話す姿。
母親にはずれだと思われる気持ち。
誰にも言えなかったこと。
だから、誤解も生まれていて、余計に辛い思いをしている。
そういうのがすごく伝わってきて、胸が痛くなる映画だった。
この2人は、お互いに繊細に思いやれる。
居心地の良い場所が見つかればいいのになぁと思うラスト。