オカルト博士

メモリーズ・コーナーのオカルト博士のレビュー・感想・評価

メモリーズ・コーナー(2011年製作の映画)
2.8
阪神・淡路大震災その後をフランス人女性記者が取材にやって来ます。
通訳の西島秀俊とは意思の疎通が合わず、単独で被災者の阿部寛を取材する事になるが…。
う~ん、ドキュメンタリ-タッチでもなく、震災についても深く斬り込んでないんですよね。 実は、この中途半端さが 僕の心には引っ掛かります。
この映画のフランス人制作者たちは実際に神戸で取材したのか? 取材した事を 元に映画を作ったの?と言いたいです。 例えば、劇中で主人公のフランス人女性記者が被災地の防犯センタ-の館長に会って取材するシ-ンがあり、館長が「幸せに亡くなった人は成仏出来るが、孤独死などの不幸な亡くなり方をした人は亡霊になって現れる。」と真剣に説明してるんです。
ほんまに ゆってたんか?

映画の雰囲気は良い感じに思いましたが、ファンタジ-作品として誤魔化してたように思いました。