せぇるすまん

魔女と呼ばれた少女のせぇるすまんのレビュー・感想・評価

魔女と呼ばれた少女(2012年製作の映画)
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小さな頃に、自分自身を許せなくなるような罪の意識を強制的につくられた少女。
彼女は産まれてくる赤子に「あなたを愛せる自信が無い」と言う。そして自分の生涯を語り始めるようにして、この映画は進んでいく。

ゲリラ抗争に巻き込まれた悲劇を問うべきか、蔓延とした悲劇の中でも愛を見つけられることを尊ぶべきなのか…

この映画の救いをあなたはどこから感じるべきだろう。

この少女の強さが、エンドロールの後に、彼女の子どもと永い笑顔を勝ち取ることを願う。