哀愁漂う曲がなんとも言えず良いです。
特にエンディング。
内容は重すぎず、ただ軽すぎもせず。
適度に考えさせてくる。
コンゴ民主共和国の小さな村に住むコモナが主人公。突然、反政府軍に襲撃され、子供たちは捕らえられる。
そこでコモナは、自分の手で両親を銃で殺せと命じられる。なんとむごいんだろう。
両親を銃で殺して、兵士として一人前。
反政府軍の人たちだって、親はもちろんいたはず。軍にいるうちに思想が刷り込まれていくというのは恐ろしいこと。
その後もコモナはいろんなことを経験する。マジシャンとの友情なのか恋愛なのかわからない絆。妻になるということ。
今こうやってわたしが部屋でぬくぬくしているうちにもこういう暮らしを強いられてる子供たちがいるのかと思うと心がずしっと重くなる。