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人間万事塞翁が犬のbluemercenaryのレビュー・感想・評価

人間万事塞翁が犬(2012年製作の映画)
3.7
病院勤務のアドウ
いわゆる"草食男子"
人畜無害、誰にでも優しく同僚女子の受けはいい。
真面目に生きているのだけれど、不運ばかりに見舞われる。

的盧犬
三国志に登場する伝説の馬"的盧"の如く、額にT字の毛並を持っていた。
飼い主は必ず49日目に不幸に見舞われる。

アパートを追い出され、病院を解雇されたアドウ。
そんな失意の彼は的盧犬に親近感を覚え、飼う事にする。
的盧犬の名前は「ハッピー」
不幸な青年と不吉な犬の生活は・・・・・

タイトルは当然「人間万事塞翁が馬」をもじったモノ。
ストーリーもその意に沿ってます。
伝奇ファンタジーの部分はアジア的なノリ、ハッピーエンドで終わるのは予想出来た。

濃厚なキャストがキャラ立ちし過ぎたり、ちょっと笑いが安っぽかったり、間が悪かったりするけど良かった。
楽しめた。
何かスクリーンから伝わってくるほんわか空気が良かった。
映像が美しかった。
肩肘張らず、リラックスして、"クスッ"と笑える物語。
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