ShoheiWada

クローサー・トゥ・ザ・エッジ マン島TTライダーのShoheiWadaのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2015/5/31

バイクを愛する方へ。
何か大切にするものがある方へ。

イギリスの隅っこにある小さな島、マン島。
そこで毎年開催され、100年以上の歴史を持つマン島TT(tourist trophyツーリスト トロフィー)レース。
サーキットはなく、公道を時速300キロ以上でスーパーバイクが走り抜けていく。
そのスピードのまま、崖から吹っ飛び、壁に激突する。
これまでレース中に死んだレーサーは、200人以上。
それでも、レーサーは出場し続け、世界中から見物客が集まる。
バイクのエンジン音が島を駆け巡ると、島民は、今年もレースの季節がやってきたと、庭やベランダからレースを眺める。

この映画はそんなレーサー達に焦点を当てたドキュメンタリー。
何故バイクを愛し、スピードを求め、出場し続けるのか。
人はなぜ危険と分かっていながらも、挑み続けるのか。
なぜ人はそんなレーサー達に魅せられるのか。

途中までは、そんなレーサー達の考え方。
途中からは、レース風景。

僕はバイクが大好きですけど、
こういう映画を見ると、バイクに乗るのが怖くなります。
改めて危険な乗り物なんだと実感する。

危険を承知で乗る。
知ってるからこそスピードを求める。
そんなレーサーを支える家族、子供達。
メカニック、スポンサー、関係者たちの心情も写しています。

バイクに乗りたい!
ShoheiWada

ShoheiWada