ラスト、元カレからもらった帽子を平然と持ち続けてる事に怖すぎて鳥肌が立ってしまった。
高校生という急速に変化し続ける内面を捉えるかのように、動き続ける被写体を追い続け素早くカットが割られるリズム感と時間のリンクは素晴らしく、対比として大人になればゆるやかなショットが続く。
主人公の2人の男を同時に愛する気持ちはわからなくもない。
人生などに意味はなく、適当な理由を見つけて生き続けているのだから、人間に完全を求める事自体無理があるのであって、矛盾は当たり前である。
高校生の時コンドーム買うついでにバラを買うとかやりたかったけど、多分日本人がやったら成立しないんだろうな。
