デカマラ和尚

凶悪のデカマラ和尚のレビュー・感想・評価

凶悪(2013年製作の映画)
3.9
452
ーーーーー

没入感エグい。
山田孝之の、家族を顧みずに事件に没頭していく様に感情移入してしまう。

事件の回想では、パッキパキのピエール瀧と悪紳士なリリー・フランキーの演技が際立って恐ろしい。

上記の2人はまさに凶悪で一線を超えているが、主人公もある意味で一線を超えつつあるというのが秀逸なラスト。残されたものはもう何も無いが、凝り固まった正義で今後も続けていくと思うと。。幸せになれそうにないな。。と。

ーーーー

五十嵐の忠誠心がホンモノだったと明かされるシーンはやるせない。
デカマラ和尚

デカマラ和尚