先に死刑にいたる病を鑑賞し、同じ監督の作品ということで鑑賞。
単調に進んでいく様がリアリティさをを引き立て、これは現実に起こった事件なんだという事実に向き合わさせられる。
須藤と木村の違いは頭の良さだったように思う。
須藤は人情には厚いようだったが
キレると周りが見えなくなる
何も計画性がないため証拠も隠滅することが
出来ず結果死刑判決。
木村は自分の利益のことだけを考えているため、証拠隠滅は確実に行っている。それにより無期懲役。
須藤が宗教の教えをへて、法廷で「神様は俺に言いましたよ。生きて罪を償いなさいって」と言った時、フツフツとなんとも言えない悔しさが込み上げて涙が出そうだった。
役者の演技力が高く、見てる間は本当に嫌な気持ちになります。だからこそ、事件について考えることができたし、決して許されない事件だと心に刻むことができた。