全編、修羅場の連続でものすごい衝撃的な映画。
ピエール瀧とリリー・フランキーの鬼畜っぷりがハンパない。
普段の瀧さんリリーさんとまったく違うのがそのギャップに
かなりの衝撃。
この映画、単なる犯罪と思っていると、後半に思わぬ展開になっていく。
老人介護の問題や、警察の決め付けによるいい加減な捜査。
さらには、人が人を裁くとはどうゆうことかを問われてくる
キレイ事だけでは、現実はとてもうまくいかない。
自分では正義を貫いているつもりでも、家庭内ではそれは正義でもなんでもなかったり、さらには自分の心にある凶悪性へも訴えてくるという。
心に響くこのメッセージ。深い。