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凶悪のKのレビュー・感想・評価

凶悪(2013年製作の映画)
3.0
死刑囚・須藤が獄中で告白を始める、暴かれていない3つの殺人事件とその裏で動いていた凶悪犯・木村の存在。
それを聞いた雑誌記者・藤井は、正義感からその事件を記事にするために、家庭も顧みず、ひたすら調査を続ける。その中でどんどん信ぴょう性を増して行く須藤の告白。いつしか、木村を罰したいとどんどん事件にのめり込む藤井。
正義対悪。藤井の正義は果たされたと言えるのか。悪は正義をも狂わせて行く。本当の悪は恐れを知らなくて、それに打ち勝とうとする正義を逆なでして行く。逆なでされた正義は、強い憎しみに変わって、一歩間違えば悪に違わなくなる。
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