Netflixにて
最近黒木瞳さんが40代の時の東京タワーを観たら、どうしてもこちらも観たくなり視聴
こちらは12歳年上の左遷リーマン、役所広司、とのカラダの相性に強く吸い寄せられる話
設定は38と50だったけど2人の実年齢は38と41、役所広司ずいぶん実年齢より上の老け役をやってたんだな。
失楽園は当時社会現象になったほど有名な作品であり、各賞受賞している割に評価が非常に低い。
不倫映画のレッテルが強すぎてその裏にある昭和の男女の人生の悲哀みたいなところがスルーされがち。
個人的には渡辺淳一作品は好きな方で、これも嫌いな映画ではない。でも改めて見ると結構な鬱映画😅
50歳、オンナにはじめて溺れた
昭和の女性の結婚観、昭和リーマンの価値観と会社人間生活、死生観などは令和の社会とは全く違うことがよくわかる。2人の情愛描写もThe昭和、撮られたのは平成初期だけどね。
中でもかなり評判悪い役所が義父の葬儀から黒木瞳を呼び出すシーン、ありゃないだろ。
温泉での恍惚とかは別に良いけど。
で、あのラスト🍷💋💗もマジで周囲に迷惑だよなぁ。
2人に共感できるわけでもないが、こうなってしまうのはわからなくもないと言う感想。
木村佳乃が若い‼️当時大手航空会社の重役の娘でバリバリの帰国子女それが話題だったのを思い出した。
サブテーマは昭和リーマン悲哀物語で平泉成のエピソードがそれを象徴している。
メガネOLの原千晶にもツボりました。
現代の終身雇用の崩壊は悪いことばかりではないと思ってしまった。
今だったら二人で会社興すとかも考えられただろうに。
