いっしー

攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Painのいっしーのレビュー・感想・評価

3.8
アニメ版攻殻機動隊「SAC」シリーズの少佐率いる第九課結成の前日譚。第一章。

ということで少佐は若いし人間味がある。
アニメ版の達観した仙人のような少佐もいいが、人間臭い少佐もいい。
少佐の女性の部分が強いこと(カリスマ性が低い?)や、バトーとの関係性がゼロで始まっていることなどを考えると全く別の世界線の攻殻機動隊として見る方がとっつきやすいかもしれない。

バトーやトグサの九課の面々との出会い方にはコレジャナイ感というか、都合の良すぎる感じがするが、スッキリと四章でまとめられて観られるならアリだと納得。

比較的最新の作品のため、映像は綺麗だし、戦闘描写も義体の作られてる感もしっかり感じられて見どころだと思います。
(光学迷彩は昔の技術で頑張っている感じの方がよかった)

バトーにトグサの声が一新されていることが衝撃で違和感だったが、終わる頃には慣れました。

「自走地雷」(じそうじらい)という単語が最初分からなかったのだが、こういう意味らしい。うん、言葉通りで動く地雷ということね。
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