18年前の出会いと、9年前の再会。
夢のような時間を過ごした相手と事実婚状態になったものの、夢は終わり他の夫婦と同様に現実と直面する。
改めてこの作品のすごいところは、
1作品のごとに10年の時が経過するため2人の価値観がどんどん大人になり甘酸っぱさがなくなっていることです。
今作はとんでもなくリアルな夫婦喧嘩を繰り広げてしまいます。
そうリアルなんです。
あんなにお互いが運命の相手だと思い、他の相手を蹴って待って結ばれても、
他の夫婦と同じような夫婦喧嘩をしてしまうんです。
三部作を通して、
この着地に持ってくるあたりが素晴らしいですね。
正直、この3作目単体での評価というより三部作を通して見ると改めて傑作だったと感じました。